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腸脛靭帯炎

腸脛靭帯炎

先日、山登りをしてから膝が痛くて仕方がないとの患者様がおみえでした

 

症状からひざの関節を疑っていましたが、これがありました!

(まだまだ診察能力が足りませんね・・・)

 

 

腸脛靭帯炎は以下の原因で起こります

 

腸脛靭帯は、大腿骨(太ももの骨)の外側に位置し、膝を伸ばした時は大腿骨の前方に、曲げた時は後方に移動します。

 

この移動の際に大腿骨外顆という骨の外側のでっぱり部分に靭帯ぶつかったりこすれたりします。膝の曲げ伸ばしをするたびにこすれて摩擦が生じるため、その回数が増えるほど炎症が発生しやすくなります。

 

 

炎症は脛骨部分で発生することが多いですが、まれに足のつけ根の大転子部分にも起こります。また、登山や階段の上り下り、特に下りの動作で負担が大きくなり腸脛靭帯炎が発症しやすくなります。痛みが見られやすいのも上りよりも下りの時です。

 

 

治療としては

 

膝を使う運動を中止し、安静を保つことが基本です。


症状が軽度であれば、しばらく休養することで痛みは解消します。

痛みが強い場合は、炎症を抑えるために患部を冷やすアイシングを行ったり、シップや軟膏タイプの消炎鎮痛薬の塗布、消炎鎮痛剤の内服が効果を発揮します。

 

痛みが和らいできたら、腸脛靭帯を伸ばすストレッチを行うことで回復を早めることができます。
医療機関で行われるその他の治療法には、専用機器を使った温熱療法、電気・超音波・レーザー療法などがあります。


こうした保存的治療でも症状が改善されないケースはごくまれですが、その場合はステロイド注射や腸脛靭帯を一部切り取る手術が行われることもあります

 

 

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